#352 ちょっと待った「成功体験」待望論!!

◆これまで成果の乏しい若手メンバーと会話していると、

自分には「成功体験」が不足していると考えているフシがあります。

「成功体験」さえあれば、要領を得て、段取りを学んで、

継続的に成果を残すことができると踏んでいるようです。

では実際に成功を体験したら、飛躍的に伸びるのでしょうか?

「無理です!」が答えです。

成功体験を待っていたら、相当な年月を費やすメンバーも出てくるでしょう。

伸ばす人は、成功と呼べるほどの大げさではない「うまくいった体験」

を有効利用していると私は思います。

自分の身に起った(うまくいった)出来事、事実(体験)から

”うまくいくため”に必要な行動様式、思考様式を学び

次回も”うまくいくため”に体験を再構築(経験)することができる。

体験とは具体的であり、経験とは抽象的である。

体験とは事実であり、経験とは解釈である。

無意識に”うまくいった”体験を経験に昇華させ

無数の”うまくいく”経験を重ねて、ようやく成功する。

ここで初めて「成功体験」を味わうステージになる。

体験を経験に昇華させることを重ねることなく

いきなりの「成功体験」にはいささか無理があります。

成功体験待望論を持つ若手メンバーには、

その前に、体験の経験化の必要性を教えてあげて下さい。

【まとめ】

成功体験を求めることは、ゴルフで言うといきなりホールインワンをビギナーが狙うようなもの。

かなり低い可能性を追い求めるよりも、ちょっと”うまくいった”体験の有効利用がおススメ。

体験を経験化することが、伸びる最短距離である。

 

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