#351 一文字100回なら、一メンバー100回?

◆先日、知り合いの書道の師範が個展を開くと伺いましたので、

早速して参りました。

一文字作品に拘りをお持ちであり、

作品として仕上がるまでの苦労が印象的でした。

当日は作品しか見てません。(当たり前ですね)

作品として仕上がる迄に、

最低100回書き直すそうです。

作品だけみているので、そんな試行錯誤を重ねているとは、気付きもしませんでした。

筆のはね、かすれ、にじみ等に拘れば拘る程やり直しが多くなるみたいです。

私のような素人は

1回で書いたものを作品としていると思っていましたが、大きな勘違いでした。

同じ文字を書くほどに、我見から逃れることが可能であり、

その境地に到達してようやく、理想の作品が出来上がるとのことでした。

たった一文字に100回費やすことを考えると

私の仕事上の作品は「人(メンバー)」です。

2,3回同じ指導をして理解してくれなければ、

見込みなしとして、諦めるのではなく、

何度も何度も同じ指導をして、

理解を深めるために、

違った角度や、

比喩を使ったりして、

それでも同じ指導をして、

それで初めて一歩前進。

そんな気の遠くなるような指導をすることが、当たり前だと痛感させられました。

【まとめ】

書道家は一文字を作品として仕上げるのに100回程度、書き直す。

では、リーダーと呼ばれる人達は、人を育てる(作品として仕上げる)ために何度試行錯誤できるのか?

少なくとも、数回では話にならない。

何度でも聞いてもらえるまで、伝え続ける、指導し続ける執念が必要です。

 

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