#254 「不況またよし!」と人に伝えることができるためには2

◆数年に1度の頻度で発生する危機が生じた場合は、まずはリーダー自身をリセットさせることが先決ですと前回お伝え致しました。

それからメンバーへの勇気を伝播させる仕事に移ります。

この伝播がうまくできたチームは立ち直りも早いのです。

そしてこの仕事が一番重要です。今後半年間のチームの命運をかけるといって過言ではありません。

一筋縄でいかないのは百も承知です。

これまでついてきてくれたメンバーもさすがに「今回は勘弁してくれ!」といった弱音を吐くものもいるでしょう。

またお客様の反応が思いのほか厳しくて、やりきれない思いを口にすることができないメンバーもいるでしょう。

会社を辞めたいとまで思いつめるメンバーもいるかもしれません。

そういったすべての思いをいったんはリーダーか引き受ける覚悟が必要です。

そしてそんなメンバー達に今後繰り返し語って欲しいメッセージは以下に述べるような感じになります。

・今回の事態について、メンバーのみんなは何も悪くない、責任はリーダーがとるので思う存分お客様対応をして欲しい。

・我々は今までに何度も危機に見舞われたが、その度に這い上がってきた。今回もまた這い上がろう。

・我々だけでなく、ライバル会社も同様に苦しい環境下にあります。この環境下でお客様対応に向き合った会社がお客様に選ばれるので、我々がそうなろう。

・強いものや、賢いものが生き残るのではなく、変化に対応できるもののみが生き残ることができる。今回の変化にも見事に対応してみせよう。

こういった内容を何度もメンバーに伝える必要がありますね。

そして、リーダーが陣頭指揮をとり続け、事態を乗り気ってみてようやく

松下幸之助の名言「好況よし、不況またよし」と人に伝えることができるようになるのです。

今は1日も早く、その日を迎えれるようにメンバー一丸となって、変化に対応しより強いチームを作りたい。

【まとめ】

メンバーをいかに勇気づけるかが、最も価値ある仕事であり、リーダーにしかできないものである。

市況の激変と顧客対応と職責の重さに怯むメンバーがいても引き受けてやるのである。

そしていつの日にか、「今回の悲劇が我々をより強くしてくれた、不況またよし」と言えるメンバーに仕上げて見せる。

 

 

 

 

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