#262 好き嫌いは、意志の問題である。

◆できそうで、できないことてすが、

とても大切なリーダーの仕事の一つが、

全てのメンバーを好きになることです。

なんとなく、この人は自分に合いそうだ、合わなさそうだと無意識に線を引いてしまいますね。

私だけなのでしょうか?

しかし

リーダー自身から、何度かコミュニケーションをとろうと、働きかけると、

意外と話が合うことに気づいたというケースありませんか?

私は何度も経験済みです。食わず嫌いですね。

また、話が合わなくとも、何度もコミュニケーションをとるうちに打ち解けてきたというケースもありませんか?

これも何度かあります。最初は違和感があるかもしれませんが、繰り返すうちに、

とんどん壁が取り払われていきます。

「メンバーを好きになる」という努力をしていると、

好きとか嫌いは、動かし難い感情の問題めはなく、

リーダーの努力で改善できる、意志の問題であるという結論にたどり着く。

また、こういう話をどんどん人にすることである。

すればするほど、自分をその気にさせることができる。

自分に思い込ませるのも、これまた意志の問題だと思っています。

【まとめ】

メンバーの好き嫌いは、リーダーの意志の問題であり、改善できる。

リーダーからすすんで心を開けば、一度では無理かもしれませんが、

メンバーも心を開いてくれるものだと思い込むことが大切。

 

#261 blogを綴り続ける効能

◆私は毎日ブログを書き続けることを昨秋に決めました。

土日も年末年始もGWも連続して書き続け、今後も継続します。

旅行に連泊で行くときは、かなり段取りを綿密に立てておかないと、

書く時間がなくなってしまいます。

また、かなりの僻地に旅行してしまうと、ネット接続不可の可能性もありますので

場所の選定も大切です。

海外も同じです。

といっても最近は国内旅行ばかりですが(汗)

土日は趣味のゴルフもあり、blogを書く時間の確保に気を使います。

平日は遅くまで仕事、

土日はゴルフでblogの時間を確保するとなると

家族は納得してくれません。

なので、

自らすすんで、家事を手伝ったり

買い物に行っても私は荷物係に徹したり

家族旅行を企画したり

美味しい店でランチをしたり

家族のための時間も確保しており

家族に喜んでもらうために行動しております。

自分のやりたいことをやるためにも、

家族に短い時間でも喜んでもらうことを休日は心がけております。

家族との結び付きが強くなったことも、

blogを書き続ける効能です!

【まとめ】

blogを書き続けると、思わぬ効能がついてくる(と前向きな解釈)。

土日はblogのための時間確保をするための障害が少なくない。

時間確保(のためだけではありませんが)するために、家族と楽しむ、楽しんでもらうことに気を配れるようになった。

#260 「シンプル」、「わかり易い」、「ムダがない」を繰り返す

◆私はリーダーになってから、指示を受ける回数より指示をする回数の方が多いです。

月初に本社からの指示を受ける以外は、指示をする側です。

なので、私の口から発する言葉はできるだけ、シンプル、わかり易い、ムダがないを心がけています。

指示するものが紙であれば、A4で1枚までにします。

指示を受ける側:メンバー達は、実は、二日酔い、体調が悪い、前日家族と喧嘩した、家族の悩みごとがある等で

今日の仕事はバレない程度に手抜きをして早く帰りたいなんて考えているかもしれません。

そんなメンバーの本音など確認できるはずもないわけですから、

毎日、全員がヤル気モード全開で出社していないという想定でメンバーに臨むほうが効率がいいのです。

リーダーの話だから全員が真剣に傾聴し、愚直に実践してくれると思ったら大間違いです。

そんな、ゆる~い前提で指示を出す。

ただ指示はシンプルでわかり易く、ムダがないため、あまりヤル気のないメンバーにも伝わりやすく、

その日は適当にやるかと思っていたマインドを切り替えさせる可能性が高まるのです。

しかも何度も繰り返す。

何度も繰り返すことでより浸透力、説得力が増してゆき、正しい行動を促す効果があるのです。

【まとめ】

全員が全員とも全力で仕事をするぞ!!!というモードで出社してはくれない。

その前提で、日々の指示を行い、行動を促す必要がある。

効果的だと感じているのは、シンプル、わかり易い、ムダがない指示であり、何度も繰り返すことである。

#259 小さいサプライズを何発繰り出せるか

◆先日、メンバーを誘って初めて入るお店で、ランチを食べました。

先輩にオススメされたお店なので期待値は低くなかったです。

なのに、食事を終えて店を出るときには、また来たいと思いました。(実際にまた行きました)

低くない期待を上回るランチ体験をしたからです。

具体的には3点のサプライズがありました。

・店の内装が焼肉店とはミスマッチな程アンティークで、意外感を演出している。

・ランチのセットに、サラダ、スープ、デザート、コーヒーとこれでもかといわんばかりにサービスでついてくる。

・注文してから出てくるのが早い。

1つぐらいでは驚かないのですが、3点ほど重なるとリピーターになってしまいますね。

リーダーとメンバーの関係も同じことが言えると思います。

メンバーはリーダに対して低くない期待を持っています。

その低くない期待値を上回る「何か」を提示して小さなサプライズを起こすことができれば強固な信頼関係が構築されます。

あのメンバーは(リーダーである)私に何を期待しているのか?

その期待を少し上回る程度のサプライズをいくつ用意できるかがキモなのです。

・自筆のバースデーカードをメンバーの自宅に送る。

・メールの返信には、必ず「期待しているよ」と一言添える。

・メールに絵文字を入れてみる。

・高めのランチを自腹でおごってやる。

・家族の名前、誕生日は覚えており、家族の誕生日には早く帰れよと声をかける。

などなど

1つぐらいじゃダメですが、何連発がサプライズを起こせば信頼関係は高まりますよ。

【まとめ】

メンバーとの信頼関係構築には、メンバーの期待を少し上回るサプライズが必要である。

サプライズは最低でも3つあれば、加速度的に信頼される。

期待どおりでは残念ながら効果はない、少しでも上回ること。

 

 

#258 往復してみて初めて景色が分かる 2

◆景色ですら、視点が異なると正しく捉えることが難しい。

(リーダーとメンバーの)コミュニケーションにおいても同じことが言えます。

メンバーが抱えている「ある問題」を解決するためにリーダーと話し合いをしているというケースを想定すると

「ある問題」をメンバーの視点から見るのと、リーダーの視点から見るのでは捉え方が異なります。

すると「ある問題」の正体を双方が正しく捉えきれない、

また「ある問題」が眼前に横たわっているという認識をメンバーとリーダーで共有できるのであれば、まだましですが、

リーダーから見れば問題に見えることでもメンバーから見れば問題なしに見えることもあるのです。

◆リーダー、メンバーが各々相手の視点を持つことができれば、一件落着なのですが、やや無理があります。

では、どうするか?

「質問をすること」が解決を手助けしてくれると思います。

例えば、あるメンバーにリーダーが同行して、お客様に商品を提案した。

「リーダーの視点」では、お客様の表情には拒絶のサインが点滅しており、これ以上押すのはやめて、違う商品を提案するか、再度出直すほうが良いと思った。

一方「メンバーの視点」はここは一気呵成に押す局面だと判断したため、延々と商品の提案を続けた。

結果はリーダーの読み通りで、成約には至らず、お客様にはやや強引な印象を持たれてしまった。

こんなケースにおいて

帰りの道中で、リーダーがメンバーに「なんで押し続けたんだ!!あの場面では引くことが正解だ!!」と

指導しても、メンバーは「承知しました、次から気を付けます!」と表面上はわかったふりをするかもしれません。

しかしまた同じ過ちを別のお客様で繰り返すことでしょう。

このケースでは、私が思うに、「お客様が拒絶の表情をしていたことに気づいていましたか?」という質問をするがの適切です。

表情に気づいていないのなら、それが「問題」なので、表情の見方を教えてやるべきです。

表情に気づいていたなら、かわし方のバリュエーションが少ないのが「問題」なので提案の引き方、別の商品の上手な進め方等を教えてやるべきです。

いきなりリーダーの意見を押し付けするよりは、質問をすることで、(メンバーリーダー)双方で問題を浮かび上がらせ、ある程度正しく捉えてから、指導、アドバイスするほうが効果的だと思います。

【まとめ】

視点の異なるリーダーとメンバーでは、「質問」を適切に交えることで、問題をうまく(双方で)捉えることができる。

捉えてからの指導、アドバイスが有効である。

 

#257 往復してみて初めて景色が分かる 1

◆私は会社に電車通勤しております。

会社への往路は朝の時間帯ですから、

朝の景色を、街並みを電車の窓越しから見ています。

会社から自宅への復路は夜なので、

夜の景色を、街並みを電車の窓越しから見ています。

何度も同じ景色を、朝夜の往復で見てきたため、

自分のなかでは、その景色、街並みは十分知っている、理解していると

思い込んでました。

◆よく考えてみると、

脳内では「朝の往路の景色」と「夜の復路の景色」を合成加工して、

わかったつもりになっていた訳です。

朝と夜といった時間帯も異なれば、往路と復路といつた視点も異なりますから

正確に理解するのは、そもそも無理があるのです。

例えば、同じ朝に往復して、その景色をみれば

景色の表と裏、もしくは右と左を同じ時間帯に見ることになりますから、

より正しくその景色を理解することができると言えますね。

◆先日たまたま、朝の時間帯に会社から家に電車で戻ることがあり、窓越しに街並みを見ていました。

これまでとは違う発見があり、何度も見てきてわかっていたつもりが、実はわかってなかったことに気づきました。

それで合点がいったのです。

同じ時間帯に往復して初めてその景色が分かるということに。

次回に続けます。

【まとめ】

景色は同じ時間帯に往復して初めて分かる。

何度も見たという理由だけで分かったと思うのは少々危なっかしい。

往路と復路では同じ景色でも見え方が違う。

#256 ブログの価値はスラスラ書ける時ではなく、唸っている時に発揮される。

◆毎日ブログに載せる話は、原則、当日に起った出来事を元にして作るようにしています。

その出来事を元に起承転結のある文章を心がけております。出来栄えはともかくとして(笑)

簡単にスラスラと起承転結のある文章を書ける日は、本当に気持ちが良いものです。

そんな日があまり連続しないのが問題ですが(汗)

大半はウンウン唸りながら、なんとか捻り出しているのが実情です。

そんなウンウン唸っている時が実は一番頭が回転している時であり、脳内記憶が整理整頓され、出来事と気づき、知見を結び付けようとしている。

ところが、唸っている訳ですから、結び付けようとしてはボツ、次もボツ、また次もボツという作業が脳内で繰り返されている。

それでも唸り続けていると

突然、出来事と気づき、知見が結びついた起承転結のある文が浮かび出すのです。

この一連の作業を毎日繰り返すうちに、脳内の無意識ゾーンに浮遊している知識、経験がマネジメントとしての知見、気づきとして言語化、凝縮化、抽象化されて

少しずつ、無意識ゾーンの解析が進み、意識ゾーンが拡大していく。

ということで、本日のように唸りながらなんとか文章になっていくような日こそ、本当のブログの価値が発揮されているということになりますね。

【まとめ】

毎日ブログを書き続けると、楽に書ける日の方が少なくなってくるが

ウンウン唸りながら書いている日のほうが実は脳内は整理整頓されている。

脳内の無意識ゾーンに立ち込めた深い霧も、徐々に解消されていき無意識の意識化が加速する。

 

 

#255 「感情」と「理性」が対決すれば!!

◆またまたEU離脱ネタです。

今回のEU離脱を問う国民投票は、

離脱を求める「感情」と残留を求める「理性」の対決と見ることもできます。

結果はご存知の通り、「感情」の勝ちでした。

感情と言っても、喜怒哀楽がありますが、

今回はその中でも、怒り(難民、移民への)が感情の正体です。

この事実は、お客様商売を生業としている者は肝に銘じておく必要があります。

私は日頃から、説得力のあるセールスパーソンの特徴として、

「論理」と「感情」を押さえていることが挙げられると言ってます。

論理的であって、愛嬌がある、憎めない、そんな両面を兼ね備えて欲しいと

そして、今回の投票結果でもわかるように

「論理(理性)」と「感情」が対決すれば感情が勝ちます。

感情の中でも「怒り」のエネルギーは侮れません。

自分自身も感情に呑まれてはいけません。特に怒りの感情には注意が必要です。

またそれ以上にお客様を怒りの感情に導いてはいけません。

もし万が一、怒らせてしまったら早期に解決しましょう!!

【まとめ】

「論理(理性)」と「感情」の両面を押さえた話は説得力があり目指すべきものである。

もし、「論理(理性)」と「感情」が対決すると感情が優先される、特に「怒り」の感情はエネルギーが強い!

お客様、自分自身も感情に呑み込まれてはいけない。怒りは特に制御しにくい!

 

 

#254 「不況またよし!」と人に伝えることができるためには2

◆数年に1度の頻度で発生する危機が生じた場合は、まずはリーダー自身をリセットさせることが先決ですと前回お伝え致しました。

それからメンバーへの勇気を伝播させる仕事に移ります。

この伝播がうまくできたチームは立ち直りも早いのです。

そしてこの仕事が一番重要です。今後半年間のチームの命運をかけるといって過言ではありません。

一筋縄でいかないのは百も承知です。

これまでついてきてくれたメンバーもさすがに「今回は勘弁してくれ!」といった弱音を吐くものもいるでしょう。

またお客様の反応が思いのほか厳しくて、やりきれない思いを口にすることができないメンバーもいるでしょう。

会社を辞めたいとまで思いつめるメンバーもいるかもしれません。

そういったすべての思いをいったんはリーダーか引き受ける覚悟が必要です。

そしてそんなメンバー達に今後繰り返し語って欲しいメッセージは以下に述べるような感じになります。

・今回の事態について、メンバーのみんなは何も悪くない、責任はリーダーがとるので思う存分お客様対応をして欲しい。

・我々は今までに何度も危機に見舞われたが、その度に這い上がってきた。今回もまた這い上がろう。

・我々だけでなく、ライバル会社も同様に苦しい環境下にあります。この環境下でお客様対応に向き合った会社がお客様に選ばれるので、我々がそうなろう。

・強いものや、賢いものが生き残るのではなく、変化に対応できるもののみが生き残ることができる。今回の変化にも見事に対応してみせよう。

こういった内容を何度もメンバーに伝える必要がありますね。

そして、リーダーが陣頭指揮をとり続け、事態を乗り気ってみてようやく

松下幸之助の名言「好況よし、不況またよし」と人に伝えることができるようになるのです。

今は1日も早く、その日を迎えれるようにメンバー一丸となって、変化に対応しより強いチームを作りたい。

【まとめ】

メンバーをいかに勇気づけるかが、最も価値ある仕事であり、リーダーにしかできないものである。

市況の激変と顧客対応と職責の重さに怯むメンバーがいても引き受けてやるのである。

そしていつの日にか、「今回の悲劇が我々をより強くしてくれた、不況またよし」と言えるメンバーに仕上げて見せる。

 

 

 

 

#253 「不況またよし!」と人に伝えることができるためには 1

◆本日、非常に残念なことに英国がEUを離脱することになりました。

日経平均は1286円安、ドル円は一時100円を割り込みました。市場の反響は相当なものです。

離脱までに数年を要すること、EU加盟の他国でも同じような離脱行動が予想されることから欧州は苦難の道のりを歩むことになります。

結論は、日本は不況に突入したということです。

我々の商売を継続していく上で、かなりの逆風が吹き荒れます。

そして、そんな環境下でもメンバーに成果を求めるのがリーダーの仕事です。

これまでさんざんメンバーの尻をたたいて行動を促してきましたが、市況の急転直下を受けて

メンバーのモチベーション低下、お客様のマインド低下、不透明な見通し等の中で同様の営業推進をと考えると胸が詰まります。

◆さて、重い前置きはここまでにして、

こんな環境下でリーダーはどのように指揮をとっていけばよいのかについて私の意見を述べます。

今回のような数年に1度(以前は100年に1度といわれていましたが・・・)の世界的危機が発生した場合はまず自分のケアを速やかにするのがおススメです。

できれば数時間で。

こんな世界危機が発生しているのに、まったく落ち込みもしないリーダーは、タフといえるかもしれませんが、感情を持たないマシーンかと疑われてしますし、やせ我慢してもこれからの長丁場でもちません。

まずは最悪のシナリオを想定して、落ち込むだけ落ち込みましょう!!

そして、誰よりも先に落ち込めたため、数時間内には誰よりも先に気持ちをV字回復して指揮を執る。

陣頭指揮を執るべきリーダーが落ち込んで、暗い表情で、無理やり指示を出したところで何の説得力もありません。

まずは自分の気持ちを速やかに切り替えてから、周りのケア、お客様対応に全力を尽くして下さい。

明日に続く

【まとめ】

数年に1度の頻度で発生する危機が生じた場合は、お客様対応等の指示は速やかに行う必要がある。

逆風下が続く今後の環境を考えると、リーダーも人なので最悪のシナリオを考え、数時間落ち込むだけ落ち込んだほうがいい。

誰よりも先に深く落ち込んだ分だけ、誰よりも先にV字回復さて気持ちを入れ替えてからメンバーの指揮を執る。

カラ元気、曇った表情、覇気のない、といった雰囲気で指示をだしても、危機下ではメンバーの不安を煽るだけである。