#194 効果的な指導ならびに指導方法とは

◆「指導する」というのは内容の如何に関わらず、コミュニケーションの一種です。

コミュニケーションであるが故に受け手側に主導権があると思ったほうがいい。

受け手側に受入れ態勢が整っていれば、そのコミュニケーションは双方向になり、有効なものとなるし、受入れ体制を拒めば無効なもの、つまり一方通行なコミュニケーションとなってしまう。

リーダーは日々メンバーを指導するのが仕事です。指導内容はメンバーによって異なりますが、同じ指導内容を何度も伝えないと改善してくれないメンバーもいます。

それはメンバーに問題があるケースもあります。不注意だったり、軽率だったりする訳です。

一方で、リーダーに問題があるケースもあります。

有効なコミュニケーションが成立していないケースがそれに該当します。

受入れ態勢が整っていないのに指導している訳です。

受入れ態勢が整っていて、指導内容が相手の欲するものであれば乾いたスポンジが水を吸い込むように指導内容を吸収し、改善に繋げてくれます。

当然一回伝えれば、その指導内容は改善されるはずです。

・受入れ態勢を整える。

・相手の欲する指導内容になっている。

・伝え方を工夫する

この3点が重要なのです。

最低でも前2点が揃ってなければ、聞き流されるだけなので、指導は控えるほうがいい。

先日こんな話がありました。

私は毎日、私がお客様役となるプレゼン演習をメンバーに求めています。

成果がイマイチのメンバーはやはりプレゼン能力が低い。

配売商品は多いので、メンバーによっては得意な商品、苦手な商品があります。

ある商品は抜群に販売してくれて総合成績優秀なAさんがいます。

チームの成果に貢献してくれていてプライドも高い。

ところが、そのAさんにも苦手な商品があり、その商品のプレゼンを聞いてもクオリティが低いし、苦手意識があるのがわかる。

一方プライドも高いので、販売改善の指導をしても聞入れない可能性がある。

これまで、Aさんには(苦手な商品の)プレゼンを二度ほど求めました。その際は表面的な感想しか伝えませんでしたが、

三度目のプレゼンの際に機は熟したと判断し、

「自分がAさんなら、こういう風にプレゼンをしますから聞いてもらえる?」と前置きし許可をとってプレゼンを行い、改善点を伝えました。

予想通り、受け入れ態勢が整い、相手の欲する指導内容を伝え、伝え方を工夫したため、乾いたスポンジが水を吸い込むように聞き入ってくれました。

Aさんの目が輝いてました。

是非、3点(受入れ態勢を整える、相手の欲する指導内容、伝え方の工夫)を意識して指導されてみてはいかがでしょうか。

【まとめ】

リーダーは指導するのが仕事だが、機が熟していないなら指導しないことも必要。

指導はコミュニケーションの一種であり、受手に主導権がある。

主導権を握るためには3点(受入れ態勢を整える、相手の欲する指導内容、伝え方の工夫)を揃える必要がある。

 

 

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