#412 スルメも人も”時を経て”成熟する(成長バリエーション)

◆7年前に部下だった男性社員から突然届いたメールには

当社を退職して他社へ転職することと、

当時未成熟だった自分を育ててくれたことに対する感謝の気持ちが記されていました。

私のアドバイスの中で3つのフレーズを取り上げてくれて、

何度も救われましたとコメントしてくれました。

当時の彼は優秀ではありましたが、生意気で、頑固で何度も私と衝突しました。

その彼から転職の知らせはあるとしても、

臨場感ある感謝の気持ちを伝えられるのは意外でした。

衝突しながらも相手から吸収できるものは吸収しようとする姿勢は

さすが優秀だと認めただけはあると(笑)

時を同じくして、また別の部下が有給休暇中に

手土産持参で職場に遊びに来てくれました。

この彼もまた手のかかる部下でした。

とってもお世話になったのですが、これぐらいしかできなくて・・・

と言ってくれました。

2人とも上司受けの良い部下ではなかった。

しかし、こちらの想いは「時を経て」彼らに浸透している。

“時を経て”が重要なのです。

指導してすぐに効果を求めたくなる気持ちは痛いほどわかりますが

当の本人はなにも感じていない、何も変えようとしていない風に見える。

なので指導する立場としては腹立たしく感じる。

だから、指導を諦める、放棄する。

別のクイックレスポンスしてくれる人を指導しようとなってしまう。

このサイクルでは組織は育たない。

“時を経て”人は成長するのです。

つづく

【まとめ】

直属の上司部下関係が解消されてから成長する部下はゴマンといる。

そのゴマンといる人達と”時を経て”話す機会を持つことは大いなる気づきを与えてくれる。

自分の過去指導の通信簿がそこにあるのである。

 

#411 ビックマウスこそ成功への近道(思考方法)

◆ビックマウスで丁度いいという話を今回したいと思います。

人はできるかどうか、やってみないとわからないので、

「できます!」と言い切ることに抵抗のある人は多いです。

私なんかはどうせ、やらないといけないものなら、「できます!」と

開始してもいないのに、即答してしまいます。

即答してから、やり方は考えます。

言い切ってしまうことで引くに引けない状況を自ら作り出し

自らを追い込みます。

あまり深く考えずに、「できます!」と即答しているので、

回りから見ると「大口を叩きよって!!」となりますが、

それが大切なのです。

「できます!」と公言することは、

背水の陣を敷いて引くに引けない状況に自らを追い込む

だけでなく

ゴールからの逆算思考を強制的に選択しているのです。

できる=ゴール地点

できると公言する=ゴール地点からの逆算思考を強制選択

ということになります。

ビックマウスはなんでも「できる、簡単、楽勝」といった論調になるので

ビックマウスは逆算思考しか選べないのです。

何事も慎重で安全主義のメンバーよりも、

ハラハラするかもしれませんがビックマウスのメンバーのほうが

伸びる可能性大です。

生意気であろうと何も問題ありません。

ビックマウスを推奨して下さい。

【まとめ】

ビックマウスは生意気かもしれないが、逆算思考の持ち主でもあるので

大成する可能性があるのである。

スタート地点からの積み上げ思考では平均点近辺の成績に落ち着いてしまう。

ビックマウスを推奨してみませんか。

 

#410 「責任」を上手く活用されてますか?(自己成長)

◆今回は「責任」について思うところをお話します。

チームの「最高責任者」は誰かと言うと、それはもちろんリーダーです。

だから最終的な責任はリーダーがとるのです。

しかし、最終責任にたどり着くまでの部門責任は、メンバーに持たせるのがよいのです。

「責任」こそが人間の成長を加速してくれるからです。

責任を持たせることが大切なのは理解してもらっていても

責任を持たせる仕組みが整っていないチームが多いのです。

例えば

人数が多くなり、過度な分業が進みすぎると「責任」が軽くなってしまいます。

軽すぎる責任では成長に結びつきませんよね。

また、責任を付与する際の権威付けがいい加減だと「重みある責任」にはなりません。

立ち話のついでに、君はこの責任者なんでよろしくねと伝えられて、責任を付与されるのと、

全体会議の前で責任を付与されるのでは、責任の「重さ」が全く異なります。

そして、

責任者として任命したのなら、定期的に報告を受ける等して、

責任者の自尊心を高めていくことは必要です。

「適切な責任」を持たせることに成功すれば、すべて任せる。

その代わり困った時には、全力で助ける。

責任と上手く付き合いましょう。

【まとめ】

責任こそが、人を成長させる。

ただし軽すぎる責任、小さすぎる責任では効果が限られている。

適切な責任を設けて、付与して、任せるのである。

その代わり責任者が困った時には全力で助けてあげる。

 

 

 

 

 

 

#409 焼き鳥は肉質にもまして「におい」が勝負(セールス技術)

◆繁盛している「焼き鳥屋さん」の秘訣は私は「美味しそうなにおい」だと思います。

店に入る数メートル手前からお客様にその「におい」が襲い掛かり、食欲を掻き立てます。

メニューを見ている時には、すでに脳内は「焼き鳥食べたい」モード一色に染められて

お待ちかねの「現物」焼き鳥が運ばれて口の中に運ばれる時には幸せな気分一杯になります。

ところが、

この「におい」がない、もしくは少ない焼き鳥屋さんでは、

食欲が十分に掻き立てられることのない状態で現物の焼き鳥を口に運ぶことになります。

もしかしたら肉質はこちらのほうが上でも味わいは負けてしまうかもしれません。

目に見えない「におい」の果たす役割はとても大きいことになります。

食べるまでに行っていた日常行動から「食べる」という行動に移る時に

においによって「認知の書き換え」が十分に行われてから食べる場合は美味しく感じ

においがないケースでは、「認知の書き換え」が十分行われないために、あまり美味しく感じない

ということが考えられます。

営業の際も、この「認知の書き換え」を十分に行っているかどうかで売れ方に相当な差が出ます。

いきなりパンフレットを持ち出して商品説明をしているようでは、「認知の書き換え」は十分ではありませんので売れないはずです。

一方パンフレットを持ち出さないまでも延々と雑談を繰り広げているようでは、十分に「認知の書き換え」が行われておりません。

焼き鳥を食べる前には、美味しそうな「焼き鳥のにおい」が食欲をそそるのであり

カレーのにおいを嗅いだとしても、食欲はそそられないのです。

商品を販売する前には、その商品を使用してみたい、使用してみたら楽しそうだといったイメージを喚起させることが「認知の書き換え」に該当します。

報告の際は結論から述べたり、単刀直入が良しとされますが、

営業の際は、まずは「認知の書き換え」を行う(においを嗅がせる)のが先決ですね。

【まとめ】

報告は結論から、営業は「におい出し」から始めるのが正しいのである。

丁寧な商品説明をしても物は売れないが、(商品を使うと)人生が豊かになるイメージを抱いてもらえれば物はよく売れる。

 

 

 

#408 掃除のおばちゃんに掃除だけしてもらうのではもったいない(ダブルチェック)

◆二重人格、裏表、アピール上手、こういう傾向を持ったメンバーは早期発見につきます。

その人のためにも、チームの雰囲気のためにもです。

先日から挨拶品質に拘っており、お陰様で大幅に改善されてきております。

ところが、私の前では高品質の挨拶ができたとしても、

監視の目がないところでは、本領発揮!?で正しい挨拶ができない、もしくは挨拶しない

といった惨状が勃発しております。

そこで、その惨状を早期に一掃するためにも「掃除のおばちゃん」等の外部キャラは

仲良くなっておいて損はありません。

貴重な情報源なのです。

そのおばちゃんに聞けば、誰が挨拶をきちんと挨拶できるかが分かるのです。

やはり、誰彼にも愛想のよい、礼儀正しく、きちんと挨拶もできる人(裏表のない人)は

それだけで、お客様に好かれます。

多少仕事スキルで劣るところがあってもカバーできます。

ところが、挨拶、愛想、礼儀正しさに緩急をつける、手抜きをする人はお客様に見透かされます。

なんかこの人は信頼できないかな・・・となるのです。

人柄の手抜きは、本人に自覚症状はありません。

人に言われて初めて気づくものです。

早く気づいてあげるためにも、情報網の整備は必須です!

【まとめ】

人は手抜きをするものであり、手抜きしたことを責めても何も変わらない。

手抜きをしたら、発覚する仕組みを作り、

手抜きしないことが習慣化するまで、優しくフィードバックしてあげる。

アフターフォローまで整えて品質が向上するのである。

 

#407 ライブを見に行って学んだこと(逆算思考)

◆先日、いつもお世話になっている会社経営者が主宰される音楽ライブに行って来ました。

その経営者は、会社経営でも卓越した成果を残され、

バンドライブも精力的にこなし、

海外を飛び回っておられ、

講演活動もされています。

ライブ活動は比較的最近始められましたが相当な腕前です。

どうすれば、そんなに短期間で超多忙スケジュールの中、

演奏スキルがアップするのかを尋ねてみました。

答えはとてもシンプルでした。

「本質をついた練習プログラムを創ること」でした。

その本質とは「楽しく継続できる」という解釈をしました。

具体的には

◆1年という期間限定で、好みの音大生にミッチリ基礎レッスンしてもらう。

これは継続できそうです。見つけるのに苦労しそうですが・・・

期間を限定しているので、メリハリがつきやすいです。

◆次のステージは同じく期間限定で、地域で一番上手いプロに教えてもらう。

その次が日本で著名なプロに教えてもらう。

3段階の先生に学ぶことでレベル感も身につく。

ここまでがインプット段階。

あとはアウトプット段階になるので、どんどん人前で演奏し、恥をかき、拍手をもらいながら

上達を重ねていくそうです。

最初からゴールを見据えてレッスンの仕組みを考えて取り組んだようです。

こんな内容が「本質」だそうです。

ここにもまさに逆算思考。

練習をひたすら繰り返すことは一見すると正しいかもしれません。

しかし時間がかかりすぎる恐れがありますね。

逆算思考恐るべし。

【まとめ】

超多忙な会社経営者が教えてくれた「上達の極意」は逆算思考。

練習を闇雲に重ねることは避け、楽しく継続できる仕組み作りからまず着手。

費用は想像に任せされております(笑)

#406 やどかりに学ぶ成長思考(比喩、発想)

◆成長、上達するためには、まずは意識改革を優先しないとな・・・

とか考えているところに、突然「やどかり」の生態を学ぶ機会がありました。

やどかりは今後暫くの間、背負いたい巻貝を見つけてきて、

成長するたびに、身の丈に合った巻貝に乗り換えて暮らしていく甲殻類です。

今、背負っている貝が窮屈だなと思ってきたら、大きな巻貝に乗り換えてしまうのです。

自分の住居兼、職場兼、体の一部を自分が望む(理想の)ものに取り替えてしまう。

いうなれば、先にゴールを手に入れて、

まだそれにフィットしていない体を合わせにいく。

逆算思考の考え方です。

意識改革も大切ですが、ゴールを決めてそこから逆算思考する。

うだうだ言って前に進まない自分に、やどかりが大切なことを教えてくれました。

【まとめ】

やどかりは、成長するたびに宿る巻貝を乗り換えていくのだか

これこそ、逆算思考である。

巻貝の大きさは今後の成長を見越して、大きめをチョイスする。

まずは貝を選んで、そのあと貝に合わせて成長する。

手狭になるから貝を乗り換えるのではなく、理想のゴールをまずは手に入れて、実際成長するのはその後である。

 

 

 

 

 

 

 

#405 お客様の立場に立つには、お客様になるのが最適(発想)

◆我が家をリフォームすることにしました。

さしあたり、リフォーム屋さんを決めないといけません。

そこで、懇意の不動産屋さんからAさんを紹介してもらいました。

これまでの私はリフォーム業界に胡散臭いイメージを持っていたため、

当初Aさんには警戒心を持って打ち合わせをしてました。

何度も打ち合わせを重ねましたが、その都度Aさんは手土産を持ってきてくれました。

手土産なんかで釣られないぞ、何か騙されているんじやないか

かえってあやしい・・などと思ってました。

今思うと、自分の器の小ささを反省してます、Aさんご免なさい(汗)

手土産は毎回持参してくれます。

しかも、毎回違う品です。

いちご、ロールケーキ、チーズケーキ、マフィン、焼き芋等々

全て美味しい。

全て近くでは買えないものばかり。

そしてリフォームの契約を迫ってこない。

Aさんを疑っていた分、一気に針が反対サイドに振れました。

今ではAさんにリフォームを任せることになんの不安もありません。

そして、知人にAさんを紹介したいとまで感じてます。

Aさんはリフォーム契約が欲しいのと同じか、もしくはそれ以上に

相手を喜ばせたいのです。

その姿勢がブレていないので、私は感動したのです。

そして、過去に何度もその姿勢で相手と良好な関係を築いてこられたので

謙虚さに裏打ちされた自信があるのです。

リフォームしながら人生勉強もさせてもらいました。

Aさんには近々お礼をします。

リフォームと人生の勉強をさせてもらったからです。

あと、美味しいデザートの店も教えてもらいましたね。

【まとめ】

お客様を喜ばせることは信頼構築の基本である。

最初はネガティブな印象からスタートしても相手の期待を上回る心配りが

一気にポジティブな印象に変化するのである。

続く、広がる関係構築は自分がお客様として経験させてもらうことも必要である。

 

#404 人手不足、労働時間短縮ウェルカム(未来予想)

◆人手不足の新聞記事を最近よく目にします。

近所の飲食店のバイト募集を見ても、

高めの時給を提示しないと人が集まらないようです。

おまけに、労働時間は削減方向ですね。

さらに、将来的には有給休暇の完全消化も義務化される前提で

マネジメントをするのが得策でしょうね。

労働の価値が相対的に高まる前兆です。

これまでの労働者は時間を安売りしてましたが、

これからは厚待遇を提示しないと人は集まりづらいでしょう。

そんな将来を見据えると、「人を動かすこと」はますます困難を極めます。

そして圧倒的な差がつきます。

だからこそ、マネジメント市場は益々価値が高まるのだと思います。

新聞、ネットで人材不足、労働時間短縮といった記事を見れば見るほど

ますます自分の出番が来た!

マネジメントの重要性が益々高まる!

と興奮しています。

【まとめ】

今後、労働時間は益々短縮化され、有給休暇は完全消化が予想される。

労働者不足が恒常化するため、厚待遇、好条件じやないと集まりにくい。

そんな時代だからこそよりマネジメント力が問われる時代が来ている。

 

 

 

#403 車を運転しながら考えたこと(人間関係把握)

◆先週の休日、ゴルフ場に向かう道中のことです。

車を運転している私は、急いでいるせいもあって車間距離も十分とらずに運転しておりました。

何台の車は道を譲ってくれました。

また何台かの車は私の車がどんなに車間距離をつめようとも

マイペースで私の前を進み続けておりました。

片側2車線道路ならば、追い越しすればよいのですが、

1車線なら、そのままです。

前の車に圧力をかけて、スピードをあげさせるか、

どうせ、譲ってもくれないし、スピードアップもしてくれないので、

現状に甘んじるかのどちらかです。

そんなときに、ふと自然人(じねんじん)、可燃人(かねんじん)、不燃人(ふねんじん)の話を思い出しました。

・自ら燃え上がり、回りに影響を与える人自然人)

⇒車間距離をつめながら、前車のスピードアップに一役買っているドライバー

・自らは燃えないが、回りの影響を受けて燃える人(可燃人)

⇒車間距離を後続に詰められて、慌ててスピードアップするドライバー

・いくら火をつけても燃えない、反応しない人(不燃人)

⇒車間距離を詰められても、マイペースを守り渋滞の先頭となるドライバー

◆あおり運転の可否はあるものの、

目的地に向かって進んでいること、

またそのスピードに個人差があること、

運転次第によって影響を与えることができること、

等からメンバーの特徴把握の比喩としてご参考頂ければと思います。

【まとめ】

人を3つに分けると、自然人、可燃人、不燃人に別れる。

自然人が一番貴重であり、次に可燃人、不燃人の順である。

不燃人は自覚がないケースが多いので、運転で例えてみては。

後続から遅いと詰められても、譲りもしないし、スピードアップもしない、渋滞の先頭を走っているのが不燃人である。