#397 【続き】若手の自主性は養殖するのが一番(心構え)

◆一旦他責モードに侵されてしまった若手達は

我々の予想を遥かに上回るスピードで”我々の常識”から解離してゆきます。

そもそも”我々の常識”も怪しいもので、

ごく限られたコミュニティでのみ通用するだけです。

それに気づかないで、解離することに腹をたてたり、嘆いたりしても意味がありません。

歩み寄る必要もありません。

向こうは寄ってこないからです。

我々が常識だと思いこんでいることを強制するのです。

強制する理由位は教えてあげたほうがいいと思います。

茶道を習うときに、お茶を点てる時には

まず基本形を習うと思いますが、

その際に

なぜ、基本形が必要なのか?

基本形以外はだめなのか?

といった議論は普通は出ません。

粛々と基本形に沿ってお茶を点てます。

その基本形にあたるものを、若手に強制させるのです。

強制という言葉は、服従、降伏を相手に強いるイメージを想起させるので

“基本を叩き込む”と改めます。

基本を叩き込んで、それ以外は認めない。

報連相なら

口頭なのか、記述なのかを確認した上で、期日までに報告書を提出する。

期日までに提出できない場合は、理由を必ず伝える。

など勝手解釈できないやり方(基本)を叩き込む。

様々な基本を(教えるではなく)、叩き込んでようやく自主性の素ができるのです。

自主性を期待するよりも、その素を作り続けるぐらいでちょうどよいのです。

【まとめ】

リーダーがメンバーの自主性を期待するのは、そっちのほうが楽だから。

基本ができていないため、もしくは基本がわからないため、

自主性など期待しても裏切られるのが関の山なのである。

そこまで理解した結果、到達した結論は

基本を叩き込んで、自主性の素を作り続ける(自主性の養殖)ことが一番なのである。

 

 

 

 

 

 

#396 若手の自主性は養殖するのが一番(心構え)

◆以前、野村克也氏の著書で

「勝ちに不思議の勝ちあれど、負けに不思議の負けはなし」との一文がありました。

勝ちには、まぐれはあるけれど、

負けには、まぐれなどない。負けるべくして負けているのである。

私のチームの若手を見ていると、その一文が身に染みます。

若手の中でも、徐々に成果に差が出始めてます。

まだ勝ち負けを語るには早すぎますが、

成果が出ている者達は、それなりに仕事を楽しみ、

そうでない者達は、作業をこなしている。

楽しむとは主体的であり、こなすとは受動的である。

簡単な報連相ひとつとっても、受動的な者達は

なんと、

報連相をしない。

しない理由は、やり方がわからないから。

「やり方がわからない」で思考がストップするのです。

一旦ストップすると、ストップに気づいてくれないことにも非があると

どこまでも他責モードを貫くようです。

他責モードにどっぷり浸り、それに気づかない、いや気づけないことが

「負けに不思議の負けはなし」なのです。

【まとめ】

負けると気づかぬうちに深みにはまり、抜け出せないのである。

抜け出せない理由の一つに、他責思考に侵されてしまうことが挙げられる。

一度侵されてしまうと、負け癖がつくのである。

 

 

 

 

 

#395 思考の凝りをほぐすと思考速度がアップする(振り返り)

◆一定の姿勢が続くと筋肉が固くなり血行が悪くなって”肩が凝り”ます。

これと同じで一定の思考が続くと、同じ神経しか使用しないため、

思考回路全体としての柔軟性を失い思考が凝ります。

思考なので、”思考が偏り”ます。

では、

一定(範囲)の思考が続くとは、何で判断するのか?

それは思考の定点観測、つまりブログが最適です。

最近は題名の後の()内にブログのテーマを一言入れております。

すると、”感情のコントロール”が多いというのが最近の観測結果です。

なんともお粗末な結果なんですが、

この傾向に気づいてるだけで

今後のマネジメントの質が変わってきます。

野球のバッターでも、内角高めならボール球でも振る傾向があるから注意しろと

監督から言われるのと、言われないのでは結果に大きな差が出るのは当たり前です。

どんな球が来ようとも、打ち返せるバッターに

どんな事態に陥ったとしても、打開できるリーダーになりたいものです。

そのためにも、自分の思考の”凝り”は自分でとりたい。

そのためにも、ブログで定点観測はとても有効なのです。

【まとめ】

思考の”凝り”を自分でほぐすためにもブログ、日記を書くのは有効。

題名の横に()を設けて、定点観測結果を書き込むと、振り返りやすい。

 

 

 

 

#394 【続編】リーダーの成功体験を消去する


◆働き方を変えるためには、リーダーの成功体験を消去するのが近道である。

しかし、その成功体験を手に入れるためには多くの犠牲を払ってきたために

ことは簡単には進まない。

といった内容を前回書きました。

多くの犠牲の一部とは

こちとら、遊ぶ時間も削って働いてきたのに、今の若いもんときたら・・・

もしくは

お客様は神様なので早朝だろうと深夜だろうと駆けつけるもんなのに、今の若いもんときたら・・・

もしくは、

会社でゴルフコンペ開催となれば、メンバーはリーダーを迎えにいくのが当たり前だが、車を持ってないため逆にリーダーが迎えにいく事態になるとは・・・

もしくは

夜遅くまで働いてやっと帰宅できると思ったら、先輩に飲みに誘われ断ることはでかなかったのに、今は平気で断ってくる

といったことなのでしょうか。

色々書き上げていくと、だんだんバカらしくなってきます。

長時間働くこと、周囲にに迎合することでしか強みを発揮してこれなかった

質を高めることを怠り、量でしか貢献できなかった

またそうすることが周囲との摩擦を和らげながら最短距離で成果を残すやり方であった。

(当然そうではない,質を高めてこられた方々スミマセン)

それを改めろといわれても感情的に難しい。

何よりやり方がわからない、でも今更回りに聞けないといったところが本音だと思います。

なので、働き方改革で求められているのは、

一言で言うと「勇気」です。

長時間労働に後戻りしない、

短期的な成果を犠牲にしても、後戻りしない

その勇気です。

その前提で、仕事を組み立てし直す。

すると、

成果があがってなくとも、会社を出るから、

改善策、打開策が捻り出される。

そのモードにメンバーの意識を切り替えさせるのです。

意外と簡単だったりして!と楽観的に私は考えております。

【まとめ】

働き方改革にはリーダーの勇気が最重要です。

成果が一時的に犠牲にしても、労働時間のエンドを決める。

エンドがある、できなくても帰宅するからこそ、改善策、打開策が出てくるのである。

ギアチェンジを早めたもの勝ち!!だと思うえるかである。

#393 働き方を変えるには、リーダーの成功体験を消去することから(考え方)

◆「働き方」を巡っての価値観が急速に変化を遂げています。

この手の変化について思うことは、対応できないのは、

これまで恩恵を被っていて、まだ現役バリバリの層の人達です。

つまりは、若くして成果を残したリーダーなのです。

なぜなら

理不尽な上司、顧客の要求にも柔軟に対応し、

長時間労働にも耐えうる強靭なメンタルを有し、

自己(家族も含む)犠牲を払い続けてきて

身につけてきた、思考様式、行動様式の一切合切を急速に変えろと言われているからなのです。

学生からビジネスパーソンになった際には、大きな意識変革を求められ、

また、ビジネスパーソンとして大きな成果を残し続けていく過程でも、

これまた大きな意識改革を求められる。

その際には、何十、何百、何千もの理不尽さを感じつつも、

意識を更新、更新、更新し続け、身についた「働き方」

成果を残し続けたため、社内では優良モデルとして認められ、

その「働き方」をメンバーに伝承してよろしいとお墨付きをもらえたと思っていたら

実はそうではなかった!!

成果を残す、貢献を果たすための逆算思考で気づいたら長時間働いていた、

こんなことが何度か重なり成功体験として積み上がると、

成果をあげるためには、長時間働くということが無意識に結び付くのです。

つづく

【まとめ】

働き方を変えるには、まずはリーダーの成功体験の消去から

なぜなら、逆算思考で成果をあげるには、長時間労働が染み付いているから。

その思考回路に至るまでには、いくつもの理不尽(犠牲)を乗り越えてきたために

軌道修正には困難が予想される。

 

 

 

#392 その場で”再現”できる能力もあるに越したことはない(叱り方)

◆褒めるのも、叱るのもタイミングが大切です。

即決即断、即断即決、即賛即怒、即褒即叱

とにかくその場が好ましい。

褒める時も、叱る時も同じスピードが求められます。

叱るのが即時で褒めるのはだいぶ後では、不満も持つメンバーも出てくるかもしれません。

また褒めるのは、その事実を褒めることだけでなく、

「私は嬉しい」という褒める側の気持ちを加えるとより効果的です。

問題は、叱る時です。

行為だけを叱り、人格を叱ってはいけないのは当然のこととして、

自分(メンバー)のした行為が、叱られて当然と思わせる必要があります。

そして、叱られて当然とメンバーに思ってもらう一つの方法に、その行為のモノマネを実演して

メンバーにどう思うか聞いてみることが挙げられます。

聞いてみると回答は2つになります。

1つめは、その行為は叱られて当然だとその場で理解してもらえるケース。

理解してもらっているので、一件落着です。

もう1つは、なぜ叱られているのか合点がいっていないケース。

その場で叱ることは無意味になります。

なぜなら、そのメンバー独自の判断基準を変えてもらう必要があるからです。

その場で解決できない時もありますので、時を改めて再度、話し合いの場をもつのが得策のケースがあります。

立ち居振る舞いについては、特に効果があります。

問題ある行為については、モノマネできるものであれば、まずは叱る前に

実際にモノマネを見せてあげてはいかかでしょう。

【まとめ】

褒めるのも、叱るのも、なるべくその場が好ましい。

叱る際には、モノマネできる行為なら、目の前で再現してあげてみてはいかがでしょうか

叱るには、相手に叱られて当然と理解してもらう必要がある。その理解を促しやすいのが”再現”である。

 

 

 

#391 気づかいは人のためならず(気配り)

◆先日、演劇の大御所とゴルフでラウンドする機会に恵まれました。

ラウンドできると解ってから当日を迎えるまでに期間は1ヶ月ありました。

テレビでしか見たことのない超有名人とゴルフ中に何を話すべきか・・・

いっそのことゴルフに集中して、当たり障りない会話でお茶でも濁そうかとも思いましたが、

せっかくの機会なので当たって砕けようと決心して、

YouTubeで大御所の名前を入力し、ヒットした動画を片っ端から見ました。

見れば見るほど、一般人の私は気後れしてしまう動画、作品ばかりでしたが(汗)

ウィキペディア、著書などもチェックしてラウンド当日を迎えました。

お会いして暫くは、相手から醸し出されるオーラに押されましたが

オーラにも慣れてくると、こちらから積極的に事前予習した話題を振っていくと

こちらの”気づかい”に気づいて頂くことができました。

大御所、有名人であり続ける秘訣は、謙虚であり、腰が低く、気配りができることなのです。

なので、私の事前予習の”気づかい”に気づいてもらえたのです。

気づかいができる人は気づかいを受けることによって、

相手に一定の敬意を持たれるのようなのです。

そうして、短期間で信頼関係を築くことができたのです(勘違いかも)

そして、

「こんなに気づかいを受けたのは、いつ以来だろうか?

近くに来たら、事務所に遊びにおいで」

と嬉しいコメントも頂戴しました。

気づかいは人のためならず、廻り廻って自分に還ってくるのです。

有名人でも人なのです。

自慢話でした。

【まとめ】

改まって人に会う時の事前準備は誠意を見せる基本であり、相手を大切にしている証である。

気づかいをできる人ほど相手の気づかいに気付けるのであり、短期で信頼関係を築けるのである。

有名人、成功者ほど謙虚で腰が低く、気づかいができるもの。

 

#390 お土産の扱いで力量を図る(気配り)

◆休暇を取ると、留守にして申し訳ない、ありがとうという気持ちを込めて、

お土産を買ってくるメンバーがいます。

もしかしたら、好みじゃないお土産かもしれませんが、

年々洗練されているため、大半のお土産は美味しいはずです。

その貰ったお土産を何日も会社の机に置きっぱなしにしている若手をよくみかけます。

貰うほうにも、意見はあると思いますがすぐに食べるのが

マナーであり、エチケットであると私は思います。

最悪好みじゃないお土産でしたら、家に持ってかえるなりして、

買ってくれた人の目につかない所へ移すのです。

それぐらいの気配りすらできないようでは、相手の気持ちを慮ることなどできません。

仕事で大きな成果を求めるためには、

まずは目の前に横たわっている仕事を着実にこなす必要があるのです。

ある日突然外回りから、帰ってきたらお土産らしきものが置いてあれば、

目の前に横たわっている仕事は

まず誰からのお土産かを確認する、

そしてお礼を述べる。

お礼を述べるにしても、食べた感想を交えながらなのか、

単に頂けたことに対するお礼を述べるのか、

どちらが相手を喜ばせるかを考えてお礼を述べることができればよりよい訳です。

食べた感想付のお礼を述べることを選択したとしても、それほどの手間ではありません。

もっと単刀直入に言えば、

この程度のことを瞬時に判断して、さらっとやりあげることが

「目の前に横たわっている仕事を着実にこなす」ことになるのです。

机にお土産の饅頭が1つ置いてあるというシチュエーションから

感想つきのお礼を述べることを瞬時に思いつき、実行する気配りぐらいは

朝飯前でやって欲しいなぁと、メンバーの机に放置してある饅頭を見て思った次第です。

【まとめ】

大きな仕事は、小さい単位に分解した仕事にして、やりあげるのがよい。

小さい単位の仕事に分解できたら、ベストを尽くしてやりあげるのである。

例えば、外回りから帰って来て机に饅頭がひとつあった時をイメージして、

ベストの仕事とは何かを考えてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

#389 手柄を放棄して初めて、もっと貴重なものが手に入る(対虚栄心)

◆弊社では定期的にリーダーをチェックする仕組みがあり、

暴走し過ぎのリーダーや、おとなし過ぎるリーダーには警告が与えられます。

先日我チームも(私に)チェックが入りました。

もちろん、何の問題もないことが証明されました(笑)

マネジメントにはブログを書いているぐらいですから、

人一倍も二倍も三倍も品質向上に情熱を注いでおります。

チェックの結果、「素晴らしいマネジメントをされていますね!!!」といつたコメントを期待しておりましたが、

結論としては、「メンバーに恵まれましたね!」といったコメントでした。

「あっ、ありがとうございます。」と返すのが精一杯でした。

悔しい、無念、憤り、侮辱、遺憾、残念、心外、不本意等の感情が込み上げてきました。

しかし、「手柄は人にくれてやり、責任は自分が引き受ける」のが

情熱的マネジメントの真骨頂。

まだまだ理想のマネジメントには程遠く、道半ば。

この程度で誉めてもらうほうが、心外ですね。

書くのは簡単であり、実行、実践には多少の抵抗があるのが、

「手柄は他人、責任は自分」

どうしても自分には甘くなってしまうのが人情。

その時にはこの言葉を思い出します。

【まとめ】

人はどうしても自分に甘く、他人に厳しくなってしまうもの。

しかし、理想のリーダー、理想のマネジメントとは、この逆をいくものである。

「手柄は他人、責任は自分」を実践し続けると

きっと、手柄以上の貴重なものを手に入れることができるのである。

 

#388 電車乗り継ぎは気が付けば

◆私は現在は関西在住ですから、思い浮かぶ最大の駅はJR大阪駅です。

このJR大阪駅で私鉄、地下鉄に乗り換えする際、

もしくはその逆で、私鉄、地下鉄からJRに乗り換えする際に

結構な距離を歩かされることになります。

距離もさることながら階段の上下も含めますと

相当な運動量を課されているのです。

それにまつわることで、最近気づいたことは、

相当な運動量を課されて、結構な距離を歩かされる割には

苦にならないということです。

そして、

この心理(体感負荷の軽減)は仕事で生かせるはずだと閃きました。

乗り継ぎ時に思うことは

①単に歩くだけではなく、乗り換えして、目指すべき目標(駅)が明確になっている。

②アポがあるため、時間に制限がある。

③通路は⇒等の標識で指示されており、分かれ道で迷子にならない工夫がされている。

④経路沿いには店が立ち並んでおり、賑わい感がある。

等です。

仕事に置き換えると

①は目標を明確にする。

②期限を定める。

③プロセスの段階で、ゴールまでのステップがイメージできるよう工夫する。

④一人でゴールを目指しているのではなく、チームで目指しているためいつでもメンバー同士で相談できる仕組みがある。

ゴールまでの時間を少しでも体感で短縮させて、一人でも多くの人にゴールインしてもらうために

電車乗り換えの心理を類推してみました。

強引なこじつけであることは百も承知です(笑)

【まとめ】

ゴールまでの長い道のりを少しでも体感で短縮させるためには、電車乗り継ぎ時の心理を応用してみてはいかがでしょうか

電車乗り換え時には、長い距離を歩かせるものの、そう感じさせない「何か」がある。

それは、目標が明確、期限が明確、プロセスがイメージできて迷わない、仲間で団結してゴールを目指すといったものである。